ソロアルバム紹介

このページは、ソロアルバム「生∞死」についての解説ページです。
タイトル: 生∞死
ARTIST: ●諸田コウ:Fretless Bass,Sitar Bass,Voice,Bamboo Windbell,Melodion
●三柴 理:Grand Piano,Prepared Piano,Synthesizer
●梯 郁夫:Tabla
曲目: 1,舌有
2,Dancing Frog
3,Dreaming Sky
4,I Remember Mr.Yoshiaki Kakuta
5,生∞死
6,赤カンガルー
7,Japanese Cat Fish
8,ピラルクー
9,水葬
10,カリブー
解説 諸田コウが遺した唯一のソロアルバム。 DOOM時代のアグレッシブなアプローチとは 全く異なる大きな空間を感じさせるゆったりとした流れるようなプレイが印象的。 
諸田が傾倒していたインド音楽への敬愛ぶりを感じさせるエスニックな楽曲とともに、スケールの大きい美しい珠玉のバラード(4,6,8)が光る。
特に諸田が亡くなった後輩へ捧げたといわれる4は名曲と呼ぶにふさわしい美しい作品である。この曲での諸田のプレイはもはやベースという楽器を越えて一つの歌声にまで昇華したようにすら思える。三柴理のピアノプレイは坂本龍一を彷彿させるようなメランコリックなアルペジオを奏で、諸田のベースは天国への道を照らしだす一筋の光のような優しく力強いサウンドを響かせる。
このアルバムで聴かれるエスニックテイストあふれるサウンドは、曲調こそ異なるものの、諸田が最も力を入れていたバンド「えがおドラミ」へと受け継がれることになる。
もどる go to index すすむ

■HOME ■追悼・諸田コウ ■ディスコグラフィ ■ベースコレクション ■ソロアルバム
■DOOM ■えがおドラミ ■#9 ■天国へのメール ■メッセージ
■新BBS「RAW IS JO」 ■ABOUT AUTHOR ■歩き方
■Dedicated to..